トラン・ブルー入社の裏話

先日の記事で、無事に高山のトラン・ブルーに入社することができた話を書きました。
今回はそれにまつわる裏話を書きたいと思います。


修行が始まってほどなくしたころ、実は家内の姉のご主人も脱サラしました。
娘たちの旦那が次々脱サラするので、さぞかし義父母は頭が痛かったことでしょう。(笑)

義姉が将来を案じてある占い師に見てもらうことになったので、家内もおまけで付いていったそうです。
占ってもらった結果、私も義兄もサラリーマンには向いていないらしく、こうなるべくしてなったとのことです。(笑)
実は義父も脱サラしていますので、一族の運命なのでしょうか。(笑)
まあこれは諦めてもらうしかないということですね。(笑)

で、驚きなのがここからです。
その占い師の方が言うには人それぞれに“守護神”というのが存在していて、なんと私の守護神は高山市の水無神社とのこと!
家内は占い師の方に私の修行先を言ってなかったので、相当びっくりしたそうです。
「実は主人は高山市のパン屋に修行に行ってるんです。」と説明すると、「あ~、それは神様に導かれてるね~。」とのこと。

後日その話を聞いて私もびっくりしました。
そもそも占いはどこまで信じていいものかというのもありますが、私は良い結果だけ信じることにしていますので(笑)、この結果は私にとってもうれしいものでした。

入れると思っていなかったトラン・ブルーへ入れたこと自体奇跡的でしたので、この話を聞いて何か運命的なものを感じました。
サラリーマン時代に挫折したことに始まり、パン屋になろうと思う前にパン教室に通っていたこと、東京に行ってもパンの修行先が見つからなかったこと、トラン・ブルーに一度は断られたけれども自力で面接のチャンスをつかんだこと、などなどのすべての出来事が“パン屋になる”ということにつながっていたような気がします。

それから占い師の方にこんなことも言われたそうです。
前世は包丁人だったこと、若い子たちに助けられて成功すること、将来もう一度転職すること、です。

前の記事でも書きましたが中学時代は寿司屋にあこがれていましたし、今現在成功しているとは残念ながら言い難いですが(笑)若い子たちに支えてもらっているのは間違いありません。
かなり当たっている気がします。

もう一度転職することについては、今現在全く想像できませんのでなんとも信じがたいですが、若いころパン屋になることなど想像もできなかった自分がパン屋になっていますので、もしかしたらあるのかもしれませんね。
今はパン屋で頑張りながら、静かに運命を待ちたいと思います。(笑)

もともと物事や出来事を“運命”として受け入れる性格ですし、人生の節目節目でも“運命”の流れ(神様のお導き?)みたいなものを感じることがあります。
というか、そう考えたほうが楽という精神的なものかもしれませんね。

何か失敗して落ち込んだとしても、そのあとにいいことがあると「ここにつながるための失敗だったんだ。」と思えますし、これが繰り返されると状況が悪い時でも「きっとまたいいことがある!」と前向きになれる気がします。
自分の“運命”は良いほうに向かっていくというポジティブシンキング(勝手な思い込みとも言う)のなせる業ですね!(笑)

実は「神様に導かれているよ。」と言われたことがもう一度あります。
これはまたの機会に。

インスタグラムはこちら。
https://www.instagram.com/boulangerie_kaseru/

(家内の守護神も実は私と同じ水無神社でした!これも運命!?びっくりのシェフです。(笑))



同じカテゴリー(私のこと)の記事
師匠の30周年
師匠の30周年(2019-10-10 16:41)

体のメンテナンス
体のメンテナンス(2019-09-28 09:55)

シェフダウン!?
シェフダウン!?(2019-07-20 15:59)

写真一覧をみる

削除
トラン・ブルー入社の裏話