クリスマスのお菓子として『シュトーレン』が定着してきていますが、まだまだ『シュトーレン』って何?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日は改めて『シュトーレン』を紹介させていただきますね。
シュトーレンとは、ドイツのドレスデン発祥の伝統的発酵菓子です。
パン酵母を使い発酵させるのですが、パンというよりかはお菓子ですね。
シュトーレンは、各お店によってさまざまな特徴があるので、どれが正解なのかは私もよくわかりません(笑)。
カセルのシュトーレンは、ドライフルーツとナッツがぎっしりと入っており、バターをたっぷりと生地にしみこませていますので、風味が豊かなのが特徴です。
食感は、あえてしっかり目にしてあります。
ナッツ類も、前もって洋酒に漬け込むものと漬け込まずに加えるものに分けて、さまざまな食感をお楽しみいただけるようにしてあります。
近年、軽い食感のシュトーレンが増えてきているような気がしますが、カセルのシュトーレンは十分な食べ応えがあるのが特徴です。
スパイスもシンプルな配合にしてあり、バターの風味やドライフルーツの風味とのバランスを保っています。
何のスパイスを使っているかは秘密ですが(笑)、みなさんで何のスパイスを使っているか食べながら当ててみるのも面白いかもしれませんね。
シュトーレンは、アドヴェントと呼ばれるクリスマス前の4週間の各週末に少しづつ切り分けながら賞味するそうです。
バニラシュガーと粉糖で周りをコーティングしていますので、2ヶ月日持ちします。
出来立てのフレッシュな味がだんだんと深みを増していきますので、その変化もお楽しみいただけたらと思います。
発売開始から好調な売れ行きで、問い合わせも数多くいただいております。
ありがとうございます。
頑張って作っていますが、数に限りがございますので、お求めになる方はお早目にお求め頂くかご予約をお勧めします。
(シュトーレンの呼び方は“シュトレン”が正解らしいです。シュトーレンで定着してしまったのでどうしようか悩むシェフです(笑)。)