今日は、『チョコクリームパン』を紹介したいと思います!

「チョコクリームパンって普通じゃ~ん!」と思われるかもしれませんが、見た目は普通でも中身はすごいんです!
菓子パンの生地にオランダ産のココア、カスタードクリームにはフランス産のチョコレートを混ぜています。
「外国産だと何がいいの?」ということですが、一言で言えばちゃんと原材料の味がするということです。
だから生地やクリームに混ぜても味が負けないんですね。
カスタードクリームもこだわっていて、低温殺菌牛乳を使用しています。
低温殺菌牛乳を使うと、普通の牛乳を使ったカスタードクリームよりも断然ミルキーな味がします。
バニラビーンズもしっかり使っているので、バニラの香りがふわっと漂いますよ。
今は転勤で遠方へ行かれてしまいましたが、このチョコクリームパンを毎日買って下さる方がいらっしゃいました。(男性です。)
「飽きませんか?」と聞くと「全然飽きないです!」とおっしゃってくださいました。
毎日食べて下さるというのはパン屋みょうりに尽きますね。
感謝です。
見た目は地味でも(笑)、こだわりのいっぱい詰まった『チョコクリームパン』いかかでしょうか?
<おまけの話>
バニラビーンズは5年前に比べて10倍の値段になっているのをご存知ですか?
マダガスカルのバニラビーンズ農家は急に裕福になり、バニラビーンズ御殿が建つほどだそうです。
その一方で、バニラビーンズの盗難事件が発生しているという問題もあるそうです。
ではなぜ急にバニラビーンズの値段が上がったのでしょうか?
その理由はインターネットの普及にあります。
マダガスカルの農家の人たちは、外国人に安くバニラビーンズを買われていたのですが、インターネットで自分たちのバニラビーンズがびっくりするぐらいの高値で取引されていることを知ってしまったのです。
怒ったマダガスカル人は売値を一気に吊り上げたために、今のような価格になったということです。
いわゆるフェアトレードの問題といえそうですね。
マダガスカルで大量にバニラビーンズを生産できるようになって、少しでもバニラビーンズが安くなることを祈るばかりです(笑)。
(昨日の朝、カセルの草取りをしていたら娘が自転車でやってきました。どうやら登校途中のようです。「いってらっしゃい!」と久しぶりに声をかけることができたシェフです(笑)。)