レーズン種を仕込みましたので、その様子を紹介しますね。
レーズン種って何?とお思いの方も多いと思います。
まず、レーズン種から説明させていただきますね。
簡単に言いますと、レーズンに付着した酵母を培養して、製パン用の酵母として使える状態にしたものです。
天然酵母と言えば分かりやすいのかもしれませんが、酵母に天然とか人工とかはありませんので、これは不適切な表現とされています。
レーズンから起こした酵母なのでレーズン種と呼びます。
作り方はいたって簡単です。
レーズンを砂糖水につけて暖かい場所に約二日間置いておく、ただこれだけです。
カセルでは発酵を早めるために、レーズン種とモルトをちょっと入れます。

注意すべきポイントは、暖かさをキープするということです。
温度が低かったりすると、酵母が増えるよりも先に雑菌が増えてしまいます。
一般のご家庭でレーズン種を仕込むとすると、この辺りの管理が難しいのではないでしょうか。
さて、二日後はどうなっているでしょうか?
また報告させていただきますね。
(昨日から夏用のズボンに替えて快適なシェフです。)