米粉の比較テスト
カセル初の米粉パンを発売して10日ほどになります。
やはり米粉に関心がある方が多いのでしょうか、まとめ買いをされる方も見られますね。
その米粉パンですが、昨日業者さんに依頼していた米粉のサンプルが届きましたので早速試作をしてみました。
今使っているのが、群馬製粉さんの“リ・ファリーヌ”という粉。
今回試作してみたのが、熊本製粉さんの“熊本県産米米粉F”という粉です。
どちらもパン用米粉として有名なのですが、実はパン用米粉はこの2つ以外選択肢がないというのが実情です。
だったら比べてみようよということですね。(笑)
どちらも同じレシピで作ってみました。
群馬製粉さんを“ウマ”、熊本製粉さんを“クマ”とします。
(ウマVSクマです。(笑))
その結果、
膨らみ具合 :ウマ = クマ
甘味 :ウマ < クマ
もちもち感 :ウマ > クマ
くちどけ :ウマ < クマ
クラスト(耳)のサクサク感 :ウマ < クマ
色づき :ウマ < クマ
といった感じです。(あくまでも主観です。)
分かりやすく言うと、どちらも製パン性に変わりがなくちゃんと膨らみます。
群馬製粉さんのほうがもちもち感があって“米粉”って感じがします。
熊本製粉さんのほうが小麦のパンに近く、軽い食感です。
米粉と一口に言っても結構違いがあることに気が付きました。
小麦も千差万別なのと一緒ですね。
なんだか対決っぽくなってしまいましたが(笑)、どちらがいいとかではなく、目的に応じて使い分けれればいいかなと思います。
これから米粉パンをどのように展開していくか考えが膨らんでいるところです。
楽しみにしてくださいね!
(米粉のスキルがちょっとずつ上がってきたシェフです。)
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